開発商品

上野 × パナソニックエイジフリー株式会社
上野 × 高島屋スペースクリエイツ株式会社

FUNレストテーブル
(前傾姿勢を支えるテーブル)

2014年度グッドデザイン賞受賞
(身の回り・ライフスタイル用品)

排泄を“自分でする”をサポート

テーブル(面)に体をあずけることで、緊張感や恐怖心を取り除き、排泄時、安定した座位姿勢を保持することができます。

道具が“ひと”を応援する

高齢になったり、病気や障害を負ったりすると、
ご本人もその家族も「排泄」「入浴」は、生活する上でとても大きな問題になります。

「できないから」と諦めてしまうと、毎日の生活から喜びや楽しみがどんどん減ってしまいます。

「排泄」や「入浴」を考えた場合、どうしても必要な能力は、“座る”ことと、“立ち上がる”ことです。

“ひと”を応援する道具が、この「FUNレストテーブル」です。

FUN(ファン)レストテーブルは、握力や腕力があることを前提にした手すりとは違い、
テーブル(面)に体をあずけることで、緊張感や恐怖心を取り除き、
排泄時、安定した座位姿勢を保持することができます。

さらに、車椅子からの移乗介助や着脱衣の介助が安全で楽にできます。

介護現場に限らず、医療現場・マンション・戸建・商業施設・駅・ホテルなどにもご利用いただきたい自信作です。

利用者・介護者・施設運営者 
三方良しの導入効果

ご利用者の方へのメリット

  • 移乗・衣服の着脱が楽になり肉体的負担の軽減を実現
  • 排泄の見守りがなくなりリラックスして排泄できる
  • 安定した姿勢で排泄がスムーズにできる

介護者の方へのメリット

  • 一人で排泄の介助ができる
  • オムツ交換の回数が減り、肉体的・精神的負担が軽減される

施設運営者へのメリット

  • オムツの利用が減り、オムツ代のコストを削減可能
  • 効率的に介護者の配置や仕事分担が可能になり、人手不足対策にも有効
  • 介護に余裕が生まれ、施設全体のケアの質が向上する

商品特徴

“自分でする”自立支援

  • 何よりも、自分自身で排泄行為が可能になるように、支援する“人の尊厳を守る”目的で作られたるツールです。

介護者の負担を軽減

  • 安全性の高い座位姿勢が得られるため、介助者の負担を軽減。排泄介助作業がスムーズに移行できます。

リラックスできる環境を実現

  • 座位姿勢が安全なので、安全を確認後、介護者が離れ、プライバシーが守られることにより、リラックスできる環境を実現。よりスムーズな排泄を促進します。

着脱衣や移乗も安全でらくらく

  • 体の大半をテーブルにあずけられるため、中腰スタイルが楽になります。着衣の上げ下ろしや、移乗動作も安全にできます。

スマートなデザインで
様々な環境にマッチ

  • 機能的でシンプルなデザイン。未使用時にはコンパクトに収納が可能。一般家庭のお手洗いはもちろん、脱衣所やホテルのバリアフリールームなど様々な環境でお使いいただけます。

導入事例

清水寺(多目的トイレ)

広島平和記念資料館(東館3階多目的トイレ)

偕楽園(東門トイレ)

「FUNレストテーブルα」についてのお問い合わせは

パナソニック エイジフリー株式会社 ケアプロダクツ事業部

「FUNレストテーブルⅠ~Ⅳ」についてのお問い合わせは

髙島屋スペースクリエイツ株式会社

担当部署:第3営業部 第2チーム
TEL:03-5205-6105
FAX:03-5205-6120
携帯:080-1100-6840(根田)
メールアドレス:shigeto-neda@ts-create.jp
担当:根田 成人

Concept

考案者メッセージ(コンセプト)

日本から世界へ!
介護施設や病院はもちろん、一般家庭にも浸透してほしい

「皮膚は“脳”である」が私の持論です。
その中で最も敏感なのが股間です。
生誕後真っ先に、そして死の直前まで快・不快の反応をする「脳」。

しかし紙おむつを使用すると、最も鋭敏な皮膚感覚が急速に鈍磨になって、
後々「認知症」の引き金にもなります。
身体機能的には、生活行為を毎日続けることが最高のリハビリなのです。
特に排泄行為は、最上級の機能を使っています。

私たちは「元気だからトイレへ行っている」のではなく、
「毎日トイレに行っているから元気」なのです。

日本は高齢者社会の先進国として役割を世界中にになっていくべきで、
FUNレストテーブルは全世界の人々幸福にします。

発明・監修者

上野文規